聖徳太子ならびに親鸞聖人の精神を指標として、友達や先生とかかわりながらあそびを中心とした幼稚園生活を一人ひとりが生き生きと過ごしながら、様々な経験を多く積み重ねる中で、生きる喜びを味わい、生きる力となる資質・能力を育みます。
明るく!たくましく!心豊かに!
♪明るさを基調に、健康で安全な基本的生活習慣を身につけられる子に
♪みほとけ様に見守られながら、愛し愛される心や信じあう喜びを知り、自己を発揮できる子に
♪何でも自分でやってみようとする好奇心のある子に
♪体を動かすことの楽しさや喜びを知り、心身ともに丈夫な子に
♪善いことと悪いことの区別を知り、我慢する心・努力する心をもった子に
♪協調性をもち、助け合ったり人に優しくしたりできる子に
♪いのちの大切さに気づき、『ありがとう』と言える子に
♪音楽・造形の喜びや表現の楽しさを知り、心を動かすことのできる情操豊かな子に
『子どもの個性に寄り添った関係づくり』
信頼関係を築き、安心感の中で友達と一緒にたくさんの経験をしています。
『家庭とのコミュニケーションを』
こまめに連絡を取り合うことで、保護者とも信頼関係を深めます。
『チーム保育』
保育者全員が、全園児を気に掛けることで、多くの視点から子どもを見て、より子どもの気持ちや行動を理解します。
『安心できる環境』
「大切にされている」という思いをもってほしい。
他に対する思いやりが育ってほしい。
『のびのびとした活動』
子どもの「やりたい」「やってみたい」という意欲を引き出したい。
主体的な遊びにじっくり取り組めるようにしたい。
子どもたちは毎朝登園すると、ホールのみほとけ様に手を合わせて、「ののさま、おはようございます!」と元気にあいさつしています。毎日のお参りや仏教行事(花まつり、追弔会、報恩講、成道会、涅槃会等)を通して、ありがとうの心を育んでいきます。
四季を通して、外あそびをたっぷりと取り入れています。春は虫探しや砂あそび、夏は泥んこあそびや水あそび、秋は落ち葉や木の実を使ったあそび、冬は氷や雪を使ったあそび・・・と、五感を大いに使って毎日のびのびと楽しみます。「楽しい!」「気持ちいいな~」「おもしろ~い♪」と感じるような、身も心も開放させられるあそびを大切にしています。
自由あそびの時間や園外へのお出かけ、行事などを通して、異年齢の子どもたちがかかわりあう時間を多く設けています。一緒に遊んだり生活する中で、年上の子には「いたわり」や「思いやり」の心が育ち、年下の子には“お兄さん・お姉さんのようになりたい”という「あこがれ」の気持ちが生まれ、いろいろなことに挑戦しようとする意欲をもったり、興味が広がったりしています。
園庭の大木が、子どもたちにやさしい木陰を与えています。栽培スペースでは、子どもたちが相談して選んだいろいろな野菜を植え、水やりや草取りなどのお世話をしながら育て、収穫して味わいます。花壇では、子どもたちと共にチューリップやヒマワリなどを育てています。園外保育や遠足なども、大切な自然とのふれあいの場です。
子どもたちにとって自由に描くことは、それ自体大切なこころの活動です。ぬたくりやボディペインティング、粘土あそびなどの体験を積み重ねて、模倣的や概念的でない、個性的な造形表現ができるよう心がけています。また、友達と一緒に歌ったりリズムあそびで体を動かしたりすることも、素晴らしい世界の発見です。鍵盤ハーモニカや和太鼓など、いろいろな楽器にも触れて遊び、音楽の楽しさを味わっています。
第二の心臓といわれる、足の裏のツボを刺激することで、土踏まずの形成や感覚器官の発達、丈夫な体づくりが期待できます。園内では、子どもたちは裸足で一日を過ごします。また、暑い季節には、園庭でも裸足になって遊び、砂や泥、水の感触や、地面のすべすべ感、デコボコ感、冷たさ・温かさなど、いろいろな感覚を楽しんでいます。